コーヒー名人
糖尿病

コーヒーを飲んで糖尿病予防!血糖値を下げる役割がある!?


コーヒーには様々な効用があると言われていますが、その1つに「糖尿病予防に効く」というものがあります。

糖尿病に効くかと思ったら、ときには「コーヒーは実は糖尿病には良くない?!」という報告がされることもあります。

実際のところ、コーヒーを飲むと糖尿病になりにくいのでしょうか?

糖尿病

スポンサーリンク

多くの日本人は糖尿病予備軍?!

そもそも糖尿病とは、インスリンが十分な働きしない為に、体内のブドウ糖を有効活用することが出来ず、「血糖値が高くなっている状態」の事を指します。

日本人の生活習慣病の1つとして挙げられ、以下の表から分かる様に、実に日本人の2,050万人が糖尿病の予備軍として控えていると言われています。

糖尿病予備軍

(参照元:厚生労働省『平成24年「国民健康・栄養調査」の結果』)

糖尿病には、原因によって以下の4つに分ける事が出来ます。

  • 1型糖尿病・・・膵臓の細胞が損傷することによりインスリンが体内で作られない為になる糖尿病
  • 2型糖尿病・・・インスリンが少なかったり働きが不十分な為になる糖尿病
  • 妊娠糖尿病・・・妊娠中の糖代謝異常によって診断されるもの(厳密には糖尿病ではない)
  • 遺伝子異常等による糖尿病

また、症状としては疲れ易くなったり、喉が渇く、尿の量が増えるなどがあります。

コーヒーは2型糖尿病に効く!?

上記の4分類した糖尿病の内、9割以上の方が2型糖尿病にかかっています。そして、コーヒーはこの2型糖尿病に効果があると言われているのです。

コーヒーが糖尿病予防に貢献する理由として考えられるのは、「コーヒーに含まれるクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)が血糖値の抑制をしているから」です。

以下の様に、大学や研究機関で様々な実験結果が報告されています。

九州大学の研究結果

九州大学の研究グループが実施した調査結果によると、約4,700人の男性を対象に調査したところ、糖尿病を発症する「相対危険度」は以下の通りとなっています。

分類相対危険度
コーヒーを飲まない1
1日に1〜2杯飲む0.72
1日に3〜4杯飲む0.67
1日に5杯以上飲む0.64

つまり、コーヒーを1日に5杯以上飲む人は全く飲まない人よりも糖尿病になるリスクが4割程度低くなる、ということです。

欧米での調査

フィンランドやスウェーデン、アメリカなどで実施されている調査でも、コーヒーは2型の糖尿病予防に効くということが報告されています。

調査研究

また、過去にオランダで約17,000人を対象に実施された調査では、1日に7杯以上コーヒーを飲む人と2杯以下しか飲まない人を比べた結果、前者の方が糖尿病の危険度が約50%低いということも分かっています。

熊本大学のラット実験

熊本県立大学でラットを使った実験で、コーヒーが血糖値を下げる役割を果たすかどうかを調べる実験が行われています。

麦芽糖だけを与えたラットと、麦芽糖とコーヒー豆の抽出物を同時に与えたラットの血糖値の変化を調査した結果、クロロゲン酸が血糖値を抑制しているという結果が得られています。

糖尿病患者はコーヒーには注意が必要

上記は、糖尿病を患っていない方にとってコーヒーが良い、というお話でした。一方で、現在糖尿病を患っている方はコーヒーは注意が必要です。

というのも、コーヒーを飲むとカフェインが炭水化物の利用効率を下げます(=脂肪燃焼を促進)。炭水化物が利用されないと血中に含まれるブドウ糖が増えてしまいます。さらに、糖尿病患者はインスリンの働きが不十分なので、ブドウ糖が活用されず増え続けることになります。

結果、糖尿病患者がコーヒーを飲み続けると症状が悪化してしまう可能性がある、ということです。ただし、ブドウ糖が少ない空腹時などであれば、一杯飲む程度なら問題もあまり無いかもしれませんね。

:糖尿病患者の方がコーヒーを飲む場合は、念のために医者と相談する様にして下さいね。

スポンサーリンク