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コーヒー袋

コーヒーの入った袋が膨らむ原因は二酸化炭素!?


焙煎後のコーヒー豆を袋に入れていると、気がついたら袋がパンパンに膨らんでいたという経験が有る方は結構いるのではないでしょうか?

これは何が原因なのでしょうか?膨らんでもそのまま放っておいてもいいのでしょうか?!

ここでは、コーヒーの入った袋が膨らむ原因について見ていきます。

原因

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原因は二酸化炭素!

焙煎後のコーヒー豆が入った袋が膨らむ原因は、コーヒー豆が放出する「二酸化炭素」が原因です。多少の二酸化炭素であれば、豆が吸着させているのですが、時間と共に二酸化炭素の量は増え続け、豆によっては50gのコーヒー豆で二酸化炭素量が250cc程度まで放出されることもあります。

これだけの量の二酸化炭素が放出されると、袋の中が二酸化炭素で充満してしまいます。真空包装している場合、ひどいときには袋が破裂することさえあります。

適度に二酸化炭素は抜く必要有り

保存中に袋が破裂すると危険なので安全面や品質面では注意が必要です。そこで、通常はバルブ付き包装や脱酸素剤封入包装をすることによって、袋内の二酸化炭素を抜きます。

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また、「エージング」という工程を経ることによっても二酸化炭素を抜く事があります。焙煎直後のコーヒー豆は焼きたて感満載の香りや味がするので、実際はあまり美味しい物ではありません。そこで、「敢えて空気にさらし、二酸化炭素を放出させよう」という工程なのです。

一般的にはエージングは3日以内程度行われます。なお、粉にすると豆が含んでいる二酸化炭素は30〜50%程度失われる事になるので、エージングの時間も短くなります。

コーヒー袋

ところで、この二酸化炭素は悪者なのでしょうか?袋が膨らむからといって悪者と言い切ることは出来ませんよね。二酸化炭素はコーヒー豆をバリアの様に包み込み、酸化から守ってくれています。そして、徐々に二酸化炭素が抜けるに従って、コーヒー豆に含まれている香りの成分も一緒に抜けてしまいます。

つまり、コーヒー豆に二酸化炭素が多く含まれている方が新鮮なコーヒーという事が出来るのです。間違った包装の仕方をしてしまうと袋を破裂させかねない二酸化炭素ですが、「決して悪者ではない」ということですね。

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