コーヒー名人
賞味期限

コーヒーの賞味期限はどれくらい?期限後は飲めない?


コーヒーに限らず、食品には「賞味期限」があります。そして、この賞味期限は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」に基づいた消費者庁の「加工食品品質表示基準」によって表示が義務付けられています。

では、コーヒーの賞味期限は一体どれくらいなのでしょうか?また、賞味期限が過ぎたコーヒーは飲めないのか?、そもそもどの様にして賞味期限が決まっているのか?などについて見ていきましょう。

賞味期限

スポンサーリンク

コーヒーの賞味期限はどれくらい?

「賞味期限」は、加工食品品質表示基準第2条で以下の様に定義付けされています。

定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を越えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。

この定義からすると、「賞味期限は過ぎていたからと言って、必ずしも食べられないという訳ではない」と読むことが出来ます。もちろんこれは、コーヒーに限ったことではありません。

適切な保存方法をしていれば、賞味期限が過ぎていても美味しく食べられることがありますし、保存方法が悪いと賞味期限内でも食べられなくなることもあります。

コーヒーの保存方法については、「コーヒーの保存方法は?冷凍保存が良い?」で書きましたが、特に夏場に常温保存をしていたらあっという間にカビが生えてしまい、飲むとお腹を壊すことになりかねません。

保存方法が適切だった場合は、以下の様な期間を目安とすると良いでしょう。

  • 美味しいコーヒーが味わえる   ・・・焙煎後1週間程度まで
  • 味や香りは落ちるがまだまだ飲める・・・焙煎後30〜50日程度
  • 体は壊さないけど、味は期待不可能・・・焙煎後1〜2年程度

やはり、美味しく飲もうと思うのであれば、焙煎後すぐに飲むべきですね。焙煎したコーヒーは生鮮食品と同じですから、賞味期限に関わらず早く飲み切る様にしましょうね。

コラム:消費期限との違い?

スーパーなどで食料品に貼られているシールを見ると、「賞味期限」と書いていたり「消費期限」とかかれていることがありますよね。この2つの違いを知っていますか?

「賞味期限」という言葉が使用されるのは、主に長期保存が可能な加工食品に対してです。一方の「消費期限」は、5日以内程度で急激に品質が低下する食品に対して使用されるのです。

消費期限
(参照元:農林水産省

コーヒーの場合は、5日以内での急激な品質低下は認められていないので、「賞味期限」を記載することになります。

賞味期限は誰が決めている?

コーヒーに限らず、賞味期限は商品を作った製造業者が決めています。ただし、業者が適当に決めているという訳ではありません。

衛生検査や理化学検査などを実施し、科学的な根拠に基づいて決定することが、食品衛生法で求められています。つまり、業者はしっかりと検査をした上で賞味期限を設定しているということですね。

但し、実施される検査は業者によって様々です。自社の設定している判断基準が緩い場合もありますし、賞味期限が長くなる様に包装などを工夫して、厳正な検査をしている会社もあります。結局のところは、飲んでみないとコーヒーの状態は分かりづらいということですね。

なお、コーヒーの業界では賞味期限や保存方法の適切な表示を促す為に、全日本コーヒー公正取引協議会が「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの賞味期限設定に関するガイドライン」を公表しています。

スポンサーリンク